老人内科

複数の病気を合併することの多い高齢者特有の病態に対して全身状態を把握しながら、より適切な医療の提供を心がけております。

延命だけではない高齢者医療

近年増加する高齢者の診療や介護をどのように行うかは高齢者医療にあたえられた重要な課題です。
また、高齢者にとって、「寿命の延長(延命)」を優先するような医療が最良の医療であるとは言えなくなっています。高齢になればなるほど残された人生の質を重視した医療が望まれています。高齢者は、さまざまな疾患を併せ持つことが多く、また、同じ暦年齢でも身体活動性、認知機能、各臓器の予備能などは個人差が大きいことが特徴です。
以上のような高齢者の特性をふまえ、一人一人の全体像を包括的(全人的)に評価して医療を提供します。